NHK BSプレミアムで9月1日（火）21：00～22：00に放送予定の「アナザーストーリーズ 運命の分岐点（司会 松島菜々子さん）」に、本学 病態制御薬理医学講座主任の下村健寿教授が出演します。
番組テーマは「“復活の日”の衝撃～コロナ“予言の書”～」。小松左京のSF小説「復活の日」は、人を死に至らしめる未知のウイルスが世界中に蔓延し、人類が滅亡の危機に立たされるという、科学的知識に裏打ちされた作品です。新型コロナウイルスの猛威を半世紀以上前に予見していた、として最近、大きな話題になっています。小松左京はなぜそこまでリアルに起こりうる危機を予見することができたのか？小松左京の生い立ちを追いながら、その背景を探る番組です。
下村教授は、生前の小松左京と親交があり、2007年世界SF大会において小松左京や映画監督の樋口真嗣監督らとともにシンポジウムに出演、宝塚映画祭にて小松左京総監督の映画「さよならジュピター」の解説のためゲスト出演、また小松左京が編集長をしていた「小松左京マガジン」（角川春樹事務所）に連載をもっており、小松左京が逝去した際の追悼式典においても作品の解説を行っています。番組内では「復活の日」の科学的解説と作品の解読を行っています。お時間のある方は是非ご覧ください。