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間歇ファスティングダイエットの落とし穴?


ダイエットでもっともなんとかしたいのがポッコリと出たお腹。中高年になると自然に出てきてしまう・・・。

最近の流行に間歇的ファスティングダイエットがあり、実践している人も多いかもしれない。一日おきに絶食するというこのダイエット法、確かに全体的なカロリー摂取量が減少することからダイエット開始初期には効果があるように見えるが・・・続けているとなかなか体重が落ちなくなり・・・特にお腹周りの脂肪が全然減ってないことに気づくことが多いようだ。

その原因はどうやら脂肪が形質変化によるもののようだ。シドニー大学の研究チームが報告した論文によると、マウスに一日おきに食事を与え間歇的ファスティングダイエット法を行ったところ、人間ではぽっこりお腹の原因になる内臓脂肪が空腹時にエネルギー消費(脂肪酸への変換)が抑制され、さらに食事を摂取している日には次のファスティングに備えて脂肪蓄積の方向に体の代謝状態を変化させていることが明らかとなった。

ファスティングを間歇的に行うよりもバランスの取れた定期の食事と適度な運動がやはりダイエットには大事なのかもしれない。


出典:Dylan J. Harney, Michelle Cielesh, Renee Chu, Kristen C. Cooke, David E. James, Jacqueline Stöckli, Mark Larance. Proteomics analysis of adipose depots after intermittent fasting reveals visceral fat preservation mechanisms. Cell Reports, 2021; 34 (9): 108804 DOI: 10.1016/j.celrep.2021.108804


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